日記的塵箱

本の紹介、雑談、エッセイを通して自分の文章力向上を目指し、今後書く小説の基盤としようと思っている早大生です。

Aal izz Well

 2009年にインドで公開され、日本には2013年頃に上陸した映画である「きっとうまくいく」について。

 この映画は端的に言うと、インドに蔓延る学歴社会や競争社会、そしてその中で問題視される若者の苦悩や自殺をシリアスに描くと共に、インド映画ならではのミュージカルやコメディ要素も織り込んである、なんとも不思議な作品です。

 本当に今の日本に通ずる点も多いと思います。

 そして我々が学ぶべきことも沢山あると思います。

 日本人はよく他人の目を気にしすぎる、親や教師の言うことを信じすぎるなどと言われます。

 それが完全な悪だとは言いませんが、やはりそれだけじゃ人生つまらないですよね。

 1番大事なのは自分であり、他人ではないです。

 別に冷たい事を言っている訳ではありません、当たり前の事を言っているのです。

 好きこそ物の上手なれと言いますが、それは自分が納得して好きと言えるものに限ります。

 あなたが今やっていることは本当に自分が納得して好きと言えるものですか?

 そうだと言えるなら別にいいと思います。

 でも、実際そんな人ほとんどいないんじゃないですか?

 いつかやろうと思っていても、そのいつかはいつ来るのでしょうね?

 死ぬ3日前ですかね?

 それでは遅すぎると思います、やっぱ今じゃないですかね。